みたりよんだりはなしたり

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女のクラスタリングとマウンティング

最近、女性のクラスタリングとマウンティングに関して考えさせられる機会が続いた。

 
女性のクラスタリングとマウンティングとは、例えば、専業主婦の女性に対してワーキングマザーが。もしくは非正規雇用やフリーランスの女性に対して正社員の女性が、それぞれの属性に対して「それって大変だね、私にはできない〜」と言ってマウンティングしてくる、というようなもの。
 

 属性によるクラスタリングがものすごく細分化されていて、それによって微妙な力関係というか変な優劣のような意識差ができるのって、なんとなく女性特有だと思う。

 
彼氏がいるかいないか、未婚か既婚か、子供がいるかいないか、子供は一人か複数人か。
専業主婦か共働きか。パート勤務や派遣社員なとの非正規雇用か、正社員か、フリーランスか。
変なところだと、自然分娩か帝王切開か、なんていうのも属性化され、マウンティングに使われるケースもゼロではない。
 
女性はなぜこんなに自分や相手の属性に敏感なのか?
それはたぶん女性が共感の生き物だからなんだと思う。
相手の属性に共通点を見出し共感する。その楽しさを分かち合う。その大変さを愚痴り合う。
そうだよね、私もそう思う。
それって大変だよね。
わかるよー。
女性のコミュニケーションではよくあることだ。
 
属性なんてその人を表す本当にごく一部、ごく一面でしかない。結婚してるかしてないか、子供がいるかいないか、非正規雇用か正社員か、自然分娩か帝王切開か。そんなの全然その人の全てなんかじゃない。
それぞれ違うものを持っている。共感できないことだってある。必要なら表面的に理解を示すなり、それも面倒ならば触れなければいい。
そんなことある程度以上の年齢がいっている女性なら普通はわかっていることだ。
 
けれど、その属性になんらかのコンプレックスを持った瞬間に、嫉妬が生まれてしまう。
 
例えば子供を望んでいるのになかなかできないというのはよくあることだ。幸せそうに妊娠や子供の話をする友人となんとなく距離を置く。私にもそういう時期があった。
それは自分の問題なので、ただ自分から遠ざかるのが一番楽だ。
 
相手が意識しているかしていないかによらず、そこを刺激されることは苦しい。
相手に悪意がなくたって、
「そうなんだ〜私にはわかんないけどそれは大変だね」
「私には無理〜」
なんて言われたらカチンとくる。
相手には本当に悪意はなく、自分には無理なことをやってのけている相手を賞賛する意味で言っている場合もあるのだが、そんなこと言われたってこっちだって好きでやってるわけじゃない、と苛立つ。
 
さらにその属性の違いによるマウンティング攻撃は、コンプレックスを持っていない(と一般的にされる)側からだけのものではない。逆もまた然りなのだ。嫉妬され悪意を向けられることも苦しい。
あなたはいいよね。
あなたはめぐまれてるよね。
調子に乗ってるんじゃないの。
 
相手が何をコンプレックスに思ってるかなんてわからない。気がついたら相手を刺激しているなんていうこともある。それも問題を複雑化させる。
 
コミュニケーション能力が高ければ、それをうまくかわして、何重にも張り巡らされるクラスタリングの網をくぐり抜けて生きていけるのだろう。
 
私はこういうことが苦手で本当に面倒だと思うので、属性に関する話にはできるだけ触れない。
それはそれでまた友達ができにくく、孤独を味わうこともあるのだけれど、変なことに煩わされるよりはいいのかな、と思ってしまったりしている。
 
そういうのから自由に軽やかであれるのが一番だと思うのだけれど。